11月9日、福岡市に行き、高瀬弘美参議院議員の政経セミナーに出席・挨拶をしました。これには、下野六太・参院選予定候補らが参加しました。
挨拶のなかで私は「公明党は常に真っ先に現場に駆けつけ、現場の声を聞き、それを具体的に政策実現することによって、今やすべての政策に公明党が関わっている」「現在国会で論議中の外国人労働者受け入れ問題で大事なことは、まず今の職場をしっかりさせること。そして、日本の若者が入って来られるような環境――『給料がいい、休暇がある、希望がある』の新しい3K、にすることだ」「大きな変革期にある日本において公明党は、変革の渦の先頭に立って、社会保障や防災・減災の対応をしていかなくてはならない」などと述べました。
政経セミナーに先立ち、有料老人ホームを訪問。翌10日は、公明党福岡県本部の幹事会に出席し、明年の統一選・参院選の勝利に向けての日常活動について話しました。
この8月、豊島区が「東アジア文化都市」に選定されました。これを受け、7日(水)、キックオフとなる「東アジア文化都市2019豊島」シンポジウムが開催され、挨拶しました。
「東アジア文化都市」とは、日本・中国・韓国の3か国から、文化芸術による発展を目指す都市を毎年1都市選定し、年間を通して、3か国の文化交流を図る国家的プロジェクトです。2019年は日本の「豊島区」が選定され、「中国・西安市」「韓国・仁川広域市」とともに、文化の発信を行います。シンポジウムには、主催者である高野之夫豊島区長をはじめ、国会・都議会・区議会の各議員、町会・自治会・各種団体のリーダー、各企業のトップなど多数出席し、盛大に行われました。
私は「2019年は重要な年になる。その先駆的役割を豊島区が担う。ともに頑張っていきたい」と挨拶しました。
2日の衆院本会議で2018年度補正予算案を可決、参院に送付しました。
補正予算案の総額は9356億円。このうち、西日本豪雨や大阪府北部地震、台風21号、北海道胆振東部地震などからの復旧•復興費用として合計7275億円。河川や道路などの公共土木施設の修復のほか、被災中小企業の資金繰り支援、被害を受けた農家への支援、関西国際空港連絡橋の復旧支援などが含まれます。
学校の安全対策では、今夏の記録的な猛暑を踏まえ、熱中症対策として公立小中学校などの普通教室全てにエアコンを設置するため、822億円を計上しました。対象は未設置の約17万教室。公立小中学校などの倒壊の危険があるブロック塀の改修には259億円を充てます。
また、採決に先立ち、安倍総理と短時間懇談しました。
今国会の焦点となっている「外国人材の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案」について連日議論をしています。
30日も公明党の「新たな外国人材の受入れ対策本部」(本部長=赤羽一嘉衆院議員)と法務部会との合同会議を開催。法務省、厚生労働省等の各省庁から説明を聞き、出席した議員から多くの質問、指摘、提言を行いました。
私は「外国人の受け入れの前に、生産性向上や賃金、休暇、働き方等の処遇改善による国内人材の確保を図ること」「安易な外国人の受け入れは賃金の低下を招く」「各省庁が現場に行き、実態をしっかりと調査すること」、そのうえで「不法就労等を防ぐために管理体制を整備すること」「日本語学校の整備・充実」などを指摘しました。