福島県を元気に、会津に活力を――。7日、福島県の会津に行き、会津若松市の室井照平市長、佐藤一栄喜多方市議会議長、下郷町の星學町長ら関係17市町村の首長、各議会の議長と要請・懇談、多くの要望を受けました。また、会津縦貫南道路の建設現場や茅葺屋根の民家が建ち並ぶ大内宿を視察しました。これには真山祐一前衆議院議員、甚野源次郎公明党県本部議長、会津若松市の土屋隆、樋川誠、大山享子の各市議らが参加しました。
とくに要請を受けたのは会津縦貫南道路(会津若松市と栃木県日光市を結ぶ)の建設促進。これが完成すると年間1200万人となる日光への観光客と歴史と文化の会津若松市や大内宿が直結、会津は元気になります。それとともに「いまだ続く農産物の風評被害の払拭を支援してほしい」「只見線の復活に感謝」「磐越道の四車線化を」「小中学校の冷房施設促進」などの要望を受けました。対応に注力します。
9月1日、2日の土日――。地元では、防災訓練や商人まつり、障がい者施設のお祭り、祭礼などが行われました。
2日、地元北区では、9月1日の「防災の日」にあわせ防災訓練が多くの町会・自治会、連合町会単位で行われました。大災害が頻発した夏だけに、避難所の設置の仕方や備品等の整え方、クイズ形式を交えて訓練、体育館で防災全般についての学習会など、様々工夫を凝らした訓練となりました。
また今年は水害が多く頻発しましたが、とくに主張しているのは「タイムライン」や、実際に避難をする住民一人ひとりが、自分自身の家族構成にあったオリジナルの「マイタイムライン」づくりの大切さです。
この日も多くの方と挨拶・懇談をしました。
利根川水系の水害対策に大きな力――。8月28日、群馬県長野原町で建設中の八ッ場ダムを視察、来年度完成に向けて約8割まで進んでいる工事状況を目のあたりにしました。これには、岡本三成衆院議員、福重隆浩県議ら群馬県本部の議員らが参加しました。また、各都県市の関係者の視察や、多くの観光客が訪れている状況も印象的でした。
現地の資料館で全体像の説明を受けた後、ダムサイト左岸下流、ダムサイト右岸天端に行き、技術工法や工事の進行状況を確認しました。大規模な工事ですが、新技術を工夫して行っていること、安全に努めていること、経費節減に注力していること等々、張りつめた空気を感じました。近年の雨の降り方は異常であり、集中化、激甚化、局地化しています。利根川水系の水害対策では、流入する吾妻川に初めてダムができる(野球でいうと外野のセンターがいなかった)という八ッ場ダムの役割が大きいことを改めて実感しました。
私も国交大臣の時に、八ッ場ダムを視察・調査したり、群馬県知事、長野原町長や住民の方々からの要望を幾度となく受け、丁寧に工事を進めて行きました。利根川水系の水害対策の大きな力となります。
21日、公明党東京都本部(高木陽介代表)の夏季議員研修会に出席、挨拶をしました。これには東京都本部の全議員が参加、八丈島・三宅島・伊豆大島等からも議員が元気に駆け付けました。
研修会では山口代表の挨拶とともに、「議員からの活動報告」「『フレイル予防を通した健康長寿のまちづくり』『中核病院と在宅との連携』の講演」などがあり、充実したものとなりました。
私は「先日の全国知事会での主要テーマとなったのは『防災・減災』と『人生100年時代の健康』の2つ。これが地域住民にとって最重要となっている」「防災・減災については、ハザードマップとタイムラインの具体的整備・点検。とくに知識を行動に結びつけるマイタイムラインをつくることだ」「人生100年時代。"現役が支える高齢者""感染症等に対処する医療"という概念自体が変更を迫られている。"健康で地域等で活動・貢献する高齢者""生活習慣病、慢性疾患への対応"が重要」と指摘。
「各課題に市町村、現場で具体的に対応することが大切だ。それを政策化し、実現するのが議員の役割りだ」等と述べました。「政治は結果。仕事ができるかどうかが議員」と共戦を誓い合いました。