2月3日、「薬害C型肝炎訴訟 国との基本合意10周年記念集会」が都内で開催されました。忘れもしない2007年も暮れの12月。寒空のなかでの座り込み、集会の姿を今も思い起こします。当時の福田首相と私(当時公明党代表)は何度も話し合い、この基本合意ができました。翌年の国会において、救済法が成立。衆議院通過の時に、公明党の議員総会で、山口美智子薬害肝炎全国原告団代表等から喜びの報告をしていただき、その光景は忘れることができません。
それから10年、まだC型肝炎感染であることを知らない被害者も多く、救済できるように救済法の延長を昨年働きかけ、昨秋の臨時国会で実現しました。
この日、山口美智子代表や浅倉美津子10周年記念集会実行委員長からも、私に「公明党に感謝しています」との言葉をいただきました。さらに、薬害被害の救済と再発防止に、力を注いでいきたいと強く思っています。
またこの日、「節分会」や「世界空手選手権大会の祝勝会」、地元の新年会などに参加し多くの方と懇談しました。
22日、第196回通常国会が始まりました。会期は150日間、6月20日までとなります。まず前半は平成29年度補正予算案と来年度予算案の早期成立。そして後半は重要法案の成立と迅速な執行に全力を挙げ、「経済再生」「働き方改革」「全世代型社会保障」を確立していくことです。党として衆参両議員総会でスタートしました。また、安倍総理にも挨拶をしました。
補正予算では、昨年相次いだ豪雨災害を踏まえた中小河川などの防災・減災対策が強化され、さらに地方自治体のインフラ老朽化対策が拡充されます。
来年度予算案は、景気・経済と子育て支援・教育支援・高齢者支援の社会保障の充実に力を注ぎます。事業承継税制などの税制改革をはじめ、返済不要の「給付型奨学金」を本格実施するための費用、働き方改革として長時間労働の是正や、非正規雇用の待遇改善に向けた「同一労働同一賃金」を推進する法案、被災者支援の「二重ローン対策」「無料法律相談」の延長などが盛り込まれました。公明党の主張が強く反映しています。
今年は明治150年、平成30年という大きな節目。日本は人口減少・少子高齢社会、急速に進むAI(人工知能)やIoTやバイオテクノロジー(BT)時代の2つの大きな構造変化を迎えています。これに備えてダッシュをする年です。また、全世代型社会保障が政治のメインテーマです。立党以来これを貫いてきた公明党がど真ん中に立って頑張ります。
15日、千葉市で行われた党千葉県本部(富田茂之代表)の「新春の集い」に出席。これには森田健作県知事をはじめとする全県の市町村長、自民党の櫻田義孝連合会長、齋藤健農水相などの国会議員、県会議員、市町村会議員、各界の代表など多数の方々が出席、大変盛大でした。
私は、「公明党は太陽の党、旭日・千葉はその牽引力だ」「公明党は『日本の柱・公明党』『大衆福祉の公明党』を掲げ立党した。今、政治のメインテーマが全世代型社会保障となっている。公明党はさらに子育て支援、教育支援、高齢者支援に頑張っていく。全ての人に太陽が平等に注ぐように、希望を与え、未来を照らすエンジンとなる」などと挨拶をしました。最後まで多くの方々と名刺を交換、懇談しました。勢いのある「新春の集い」となりました。