7月25日、国交省が所管している航海訓練所の練習船「大成丸」の命名・進水式が皇太子殿下のご臨席のもと、岡山県玉野市で晴れやかに行われました。支綱が切断され、瀬戸内海に進水する光景は大変感動的なものでした。
航海訓練所は、日本の海上輸送を担う多くの若者が、船員に必要な知識・技能の取得、鍛錬を行う機関です。
我が国は文字通りの海洋国家。領海及び排他的経済水域は、国土面積の12倍、447万平方キロメートルにも及びます。これは世界第6位の数字です。
このなかで、海上輸送は輸出入貨物の99.7%、国内貨物輸送の約40%を担うライフラインです。
ところが、このような重要な海上輸送を現場で支える日本人船員の数は近年減少を続けております。これは安定・安全な海上輸送を確保していく上で、極めて深刻な問題。私は日頃から、現場が大事、現場を支える人を育てることが大事、と言ってきましたが、昨日はその優秀な船員の育成・確保を推進する大きな希望の日ともなりました。多くの若者が誇りを持って働くことができる、そうした海洋国家・日本を実現していきたいと考えています。頑張ります。
参院選におきましては、連日の猛暑のなか御支援を賜り、勝利することができました。心より感謝申し上げます。国会の"ねじれ"が解消し、いよいよ自公政権として掲げた「経済再建」「東北の復興」「防災・減災等の危機管理」の3本柱を更に強く推進していく決意です。実行し、実感していただく所まで頑張ります。
本日、国交省として渇水対策本部を立ち上げました。山形、鳥取、静岡など豪雨災害が発生した県がある一方、利根川水系では渇水が懸念されます。5月、6月の雨量が214mmと平年の72%、ダムの平均貯水率が51%(平年に比べて57%)。このまま推移すれば、平成6年や8年のように取水制限をしなければいけない深刻な事態が想定されます。社会的影響が生じる可能性があります。対策本部として関係者間で情報を共有し、今後の状況に即応できるよう準備します。しっかり頑張ります。
参院選も明日、投票日。暑い、また気候不順のなかの選挙戦でした。私は、昨日は神奈川選挙区の佐々木さやかさんの応援に、そして今日最終日は愛知県に入り、比例代表の魚住ゆういちろうさん、新妻ひできさんの支援を訴えました。
最後は安城、刈谷に入ります。
景気・経済、大規模地震等の危機の中の日本。しかし、それを建て直すべき政治が民主党政権で迷走、「決まらない政治」が続きました。「自公新政権・安倍政権になって、"決まらない政治"から"期待の政治"に変わった。参院選で"ねじれ"を解消すれば、"期待の政治"から"実行・実感の政治"に変わる。必ず日本再建を進める」と訴えました。
(きょうの一言)
"決まらない政治"から"期待の政治"へ。そしていよいよ"実行・実感の政治"が始まる。
暑い。そのうえ集中豪雨も。昨日も豪雨被害の地域を公明党議員が懸命に回っている報告が、鳥取からも、静岡県伊豆からも、山形県からも本人から直接入ってきました。国交省地方整備局といっしょになって動いているという報告もありました。大変な状況です。しっかり対応します。
参院選もいよいよ最終盤――。この3日間、埼玉選挙区・矢倉かつおさん、神奈川選挙区・佐々木さやかさん、関西の大阪選挙区・杉ひさたけさん、比例代表・山本かなえさんの支援を訴えました。いずれも、若くて有能、いのちが真っすぐの人材です。候補者の顔が、公示の頃とは全く変わっています。真剣な訴え、日焼けした顔、枯れ気味ながらも絞り出す声・・・・・・。多くの方々から声援をいただきました。
あと2日。今日は神奈川、明日は愛知の予定です。頑張ります。
(きょうの一言)
本当に日本は災害の多い脆弱国土。毎日、毎日、気を引き締めている。
参院選もいよいよ最後の一週間――。「海の日」の15日、福島県の会津若松市に行き、まず市長、町長、地域代表の方々から「福島復興」「会津元気アップの要望」を受けました。
「浜通り」の被災地域を徹底して支援した会津ですが、厳しい風評被害にあってきた会津は、まさに苦難の日々でした。「今なお続く風評被害によって重要な観光は依然として厳しい。"八重の桜"放映の追い風もあるが、震災前の水準に戻っていない」「震災だけではなく、豪雨被害もある」「磐越自動車道4車線化、会津北・南道路整備、只見線復旧などを進めて欲しい」――。
その後、公明党の参院比例代表の若松かねしげ街頭演説会で支援を訴えました。
さらに、大熊町から避難している人の仮設住宅を訪れ、「もう2年以上、狭い仮設住宅に住んでいる。災害公営住宅に早く移りたい」などの切実な声を聞きました。何としても"復興実感の年"にしたいと、頑張っていく決意です。
(きょうの一言)
福島・会津は"風評"とともに"風化"と戦っている。