太田あきひろです。
4日、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路を視察しました。
首都圏の安全・安心を守り続ける世界一の巨大地下放水路で、中川、倉松川、大落古利根川などの洪水を地下に取り込む、地底50m、総延長6.3kmの大放水路です。大雨のたびに浸水被害を繰り返した中川・綾瀬川の総合治水対策で(江戸川も含む)、平成18年に完成したもの。
調圧水槽は、地下の"パルテノン神殿"を思わせるすごいものでしたが、実は、東京や埼玉の地下は、治水の為に穴だらけというか、施設がさまざまはりめぐらされています。
今もなお悪戦苦闘の治水の戦いが続いています。こうしたことが知られていないことも残念ですし、表面的な公共事業悪玉論も残念です。
地元北区ではちょうど1か月前の107mm/hの豪雨で浸水被害があり、ゲリラ豪雨対策を急がねばなりません。しっかり対応できるように頑張ります。
太田あきひろです。
今日からやっと国会が始まります。短い国会は残念ですが、予算委員会も何とか行われます。その予算ですが、27日、2011年度予算の概算要求基準が閣議決定されました。
民主党のマニフェスト(サギフェスト)による水ぶくれ、バラマキの今年度予算を修正し、官邸主導で予算編成をすると思いきや、縮減もしないで、しかも省庁に丸投げしたひどい概算要求基準です。
(1)景気・経済対策をめざすのか、強い社会保障をめざすのか、財政の緊度をめざすのか――全く意思と意欲が見られない。
(2)「水ぶくれ、バラマキ予算」「借金頼み、国債最悪44兆円」――と酷評された2010年度予算(過去最大の一般会計92.3兆円)の歳出71兆円、国債44兆円をそのまま前提としている(報道でも、この点の指摘が弱いが、これこそが急所)。そもそもそこがおかしい。
(3)景気・経済対策と財政の緊度が来年度予算では大事。しかし上記の水ぶくれ予算の歳出を容認して財政の緊度がない上に、内容的にも景気回復に直接役立つものとなっていない(手当、手当ばかりで、仕事をつくる、投資を促進するものになっていない)。
(4)歳出71兆円のうち、社会保障費、地方交付税交付金などを除く約24兆円を対象にして1割を削減するというが、政治主導といいながら各省に投げて、1割削減させるのもおかしいし、額も少ない。バラまき政策そのものの縮減こそが必要だ。
何をやりたいか見えず、先の全く見えない迷走の予算編成です。政治は予算によって進むもの。これが全くできていない民主政権がいかに漂流しているかの表れです。
太田あきひろです。
参院選が終わり、一気に夏の地域行事が盛んです。
子ども祭りや納涼祭、盆踊りなど、昨日(24日)、今日(25日)と約10ヶ所ずつ参加しております。
地域のため頑張ってくださる町会、自治会の皆さま、本当にありがとうございます。
太田あきひろです。
暑い日が続きます。「言うまいと 思えど今日の 暑さかな」――ついつい「暑い・・・」とつぶやいてしまう日々ですが、毎日、企業・団体・地域のご挨拶まわりをしています。期待や激励をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
今、政治がやるべきことは明らかです。
まず景気・経済の回復――需要創出、中小企業・雇用支援、先端技術開発などへの集中的テコ入れです。消費税上げなど政治の迷走は禁物です。
そして医療・介護・年金等の不安解消です。
グローバリゼーション、少子高齢化、環境の制約などの構造変化にブレなく対応することが政治の役割だと思います。ゲリラ豪雨も異常の常態化であり、新たに現われた構造変化です。
"ねじれ国会"を心配する人もいますが、庶民目線の是々非々主義で公明党が論戦に挑むことは政治が緊張感の中にもメリハリのついた前向きのものとなると思います。
庶民・生活・中小企業・現場から全力で仕事をします。
太田あきひろです。
昨日(5日)夜、東京各地でゲリラ豪雨が発生、私は地元北区の災害現場に急行しました。
床上浸水で冷蔵庫まで濁流で倒されたり、また堀船地域では明治通りのガードレールの上まで冠水、ビル・マンションは浸水で大変な状況となりました。夜を通しての排水作業で今日を迎えたと思います。
板橋では100ミリを越える豪雨。ここ数日毎日の豪雨続きです。
各関係方面と連携をとり、対策に全力をあげます。