晴天で富士山もきれいに見えた2月4日立春――。甲府市で行われた公明党山梨県本部(代表=安本美紀県会議員)の「新春の集い」に出席、挨拶をしました。これには高木美智代衆院議員、平木大作参院議員のほか、後藤斎・山梨県知事、樋口雄一・甲府市長、保坂武・甲斐市長、堀内光一郎・富士吉田市商工会議所会頭ら多数の来賓が出席しました。
新春の集いで私は「激震の世界政治のなか、日本は政治の安定と景気・経済の前進に全力をあげる。振り回されないで、自らの戦略をもって進むことだ」「公明党は無年金者対策や返済不要の給付型奨学金の創設など、格差是正や貧困の連鎖解消に取り組んでいく」「山梨県は元気がある。ぶどう・ワインなど日本一が30もある。観光のポテンシャルも高い。外国人観光客もたくさん来ているし、これからますます増える。中部横断自動車道など交通網の整備も推進していく」と述べました。
未来へつなごう!道・人・地域――28日、都内で「全国みちづくり女性団体交流会」が盛大に開催されました。これには、全国各地から20団体100名を超える女性が出席。いずれも各地で道づくりを推進している方々です。学者や有識者、国土交通省も出席、シンポジウムも行われました。
今大会のテーマは「未来につなごう!道・ひと・地域」「女性が道を支える、地域を支える」です。とくに「命の道」「食の道」「癒しの道」「交流の道」「活力の道」をつなげて欲しいと強い主張がなされました。私は約3年間の国土交通大臣時代、全国各地でハッピを身にまとった女性の会の方々から、道路をつなげてほしいとの強い要望を受け、一歩ずつ実現してきました。
会場では写真撮影会なども行われ、各地でお会いしている方々の集いだけに有意義な交流会となりました。大変な熱気でした。
23日、100年以上の歴史を刻む建築・土木・測量等の専門家を育てる「中央工学校」で講演を行いました。テーマは「国づくりを担う若者への期待」。約300人を越える学生が真剣に聴いてくれたのが印象的でした。
災害も多く、インフラの老朽化も始まっている日本。一方では高齢化・ゼロエネが求められる住宅やコンパクトシティの都市づくり、物流や観光を加速させ、成長を促進する道路・新幹線・空港・港湾等のストック効果等、インフラ整備は大きな役割りを果たしています。そのなかで技能者・技術者の不足は顕著です。とくに若者です。
講演では「防災・減災・老朽化対策・メンテナンス・耐震化の重要性」「住みやすいスマート住宅、スマートウェルネスシティの方向性」「対流促進型国土をめざす国土のグランドデザイン2050」「コンパクトシティ+ネットワークの国土形成」「インフラのストック効果をメルクマールとした選択と集中の投資」......。具体的な実例を数多くあげて説明しました。
さらには「現場の人手不足、技能者・技術者不足の現状」を述べ、「モノづくり日本、技術大国日本。それは若い人の現場力にかかっている」「労務単価を国交大臣時代、10数年振りに3回引き上げ、環境整備をしてきた」「きつい、汚い、危険の3K職場ではなく、新しいプラスの3K"給料がいい、休暇がある、希望がある"の業界をめざしている」等々、若者への期待を訴えました。