22日、17年度政府予算案が決定されました。一般会計総額は97.4兆円、歳入は税収が57.7兆円で、リーマンショック後の民主党政権で37.4兆円の時があったかと思うとかなりの高水準。新規国債発行も前年度より622億円減らし、34.3兆円です。歳出は一般歳出が58.3兆円、最大の歳出項目の社会保障関係費は過去最大の32.4兆円になりました。私がとくに関係してきた公共事業は5.9兆円でほぼ横ばいで、防災・減災・老朽化対策と成長に寄与するインフラのストック効果があるものへの選択と集中という柱が貫かれたものです。
同時に決まった16年度第3次補正予算では、今年に台風が直撃して大被害となった北海道の復旧と再度災害防止に、大幅な約700億円投入することができました。
特徴的なのは公明党が主張してきた「子育て支援として保育士の賃上げ」です。賃金を約2%引き上げた上で、7年以上の経験のあることなどを条件に月4万円をさらに上乗せ、自公政権下で保育士給与は約10%の上昇です。介護士の処遇改善も入っています。また、「教育に力を入れ、奨学金の充実」が図られ、ついに「返済する必要のない給付型奨学金」が創設されます。観光や海上保安体制の強化にも目配りされています。
「一億総活躍」「働き方改革」「成長と分配の好循環」を考えた来年度予算です。来年の通常国会において成立を期します。
子育てを応援しようーー。16日、足立区の保育ママの現
「保育ママ」が自宅などで行う家庭的保育における食事提
この日はまず足立区本木南町にある保育ママ施設を訪問し
本日12月1日、朝5時から中央環状線内回りの中野長者橋付近の渋滞解消対策として「エスコートライト」の運用が始まりました。これは、11月7日に首都高速の渋滞解消・老朽化対策を視察した際に、首都高側と打ち合わせしたことです。
「エスコートライト」は、車が上り勾配で速度が落ちるのを防ぐための渋滞対策装置。2015年3月に中央環状線が全線開通し、都心環状線の渋滞は50%解消されました。しかし、中央環状線の交通量が増加し、朝夕、中央環状線内回りの中野長者橋付近で慢性的に渋滞が発生しています。この渋滞は、車が上り坂にさしかかった時に速度低下することが原因です。この速度低下を防ぐ対策として、路側に設置したライトの光を進行方向へ流れるように点灯させ、速度を維持させようというものです。実際に、3号渋谷線下り池尻付近に設置した「エスコートライト」によって、最大通過台数が約3%向上し、効果が出ています。
さらに渋滞解消に工夫をし、進めていきます。