「スポーツランドみやざき」を築こう――10月6日、宮崎県の要請を受け、宮崎市のスポーツ施設や総合運動公園等を視察しました。宮崎県は、2020年の東京オリンピックに向けて、スポーツ立県・宮崎を大きなテーマとして掲げています。視察のほか、宮崎県経済団体協議会主催の会合に出席し「社会資本整備のストック効果と地方創生~スポーツランドみやざきの位置づけ」のテーマで講演を行いました。この視察には、河野哲也県議、新見昌安県議、重松幸次郎県議が同行しました。
宮崎県は、トップアスリートの競技力向上のために、屋外型ナショナルトレーニングセンターの整備・誘致を目指しており、私が今回訪れた「フェニックス・シーガイア・リゾート」は、その一大拠点になる所です。ここはすでに、ゴルフやトライアスロンなどの強化拠点施設になっていて、サーフィンの強化拠点としても有力です。
また宮崎県はとくに、プロ野球やJリーグ、ラグビーや陸上などのキャンプの受け入れ実績が豊富にあると同時に、すでに専用の施設があります。このメリットと経験を生かして、知事を筆頭に、市町村、経済界などが一体となって、スポーツ立県・宮崎を作り上げていこう、という熱意を感じました。
安倍内閣の「日本再興戦略」では、10本の成長戦略の柱の一つとして「スポーツの成長産業化」をあげており、私も強く進めています。全国の各県・市が「スポーツ立県(市)」をめざして手を上げるようになってきました。観光に続いて、スポーツ産業が経済けん引の1つの柱に育つことが望まれています。
豪栄道が全勝優勝――。境川部屋は私の地元、足立区舎人にあり、日常的に交流。この9月上旬も部屋の稽古に行き、力士を激励しました。それがカド番脱出どころか奇跡的ともいえる復活の全勝優勝。26日夜は恒例の千秋楽打ち上げパーティーが一転して、爆発的な大祝勝会となり湧き上がりました。私は「カド番、ケガを乗り越えての優勝。とくに大関になってからの2年は、肩の骨折、手首や足の負傷など、本当に苦しかったと思う。身近で辛い戦いを見てきただけに、心の底から『本当におめでとう』といわせて頂きます」と挨拶をしました。
境川部屋の稽古は角界でも有数の厳しいことで有名。また地域の町会・自治会の人からも愛され、守られています。いつも厳しい境川親方の感激ぶりもひとしおでした。