8月1日、参院選をうけて、臨時国会が開会となりました。
暑いなかでの参院選に絶大なるご支援を賜り、参議院25名(史上最多)、衆議院35名、あわせて国会議員60名の布陣となりました。
両院議員総会、本会議を行い、この下半期の活動に全力をあげることを誓いました。
初当選をした伊藤孝江(兵庫選挙区)、高瀬弘美(福岡選挙区)、里見隆治(愛知選挙区)、三浦信祐(神奈川選挙区)、熊野正士(比例代表)、宮崎勝(比例代表)の6名とも懇談をしました。
また、7月31日に行われた東京都知事選では自民・公明で推薦をした増田ひろや氏、残念な結果となりましたが、心よりのご支持をいただいた都民の皆さま、党員、支持者の皆さまに感謝と御礼を申し上げます。
31日(日)に投開票を迎える東京都知事選――。猛暑となった29日、自公推薦の増田ひろや候補の逆転勝利に向け、江東区で行われた街頭演説に駆けつけ、絶大な支援を訴えました。これには木内良明都議ら自公議員も出席。増田候補は「待ったなしの課題を抱える都政の混乱に終止符を」と訴えました。そして「首都直下地震や子育て・高齢化の不安解消に一刻も早く取り組む」「東京五輪を"復興五輪"の原点に立って進める」と決意を述べました。
私は、都政は"待ったなし"の課題が山積している。子育て、雇用、高齢社会のなかでの医療・介護、防災・減災、東京五輪、観光への対応、バリアフリーの街づくり、公共交通の整備や渋滞解消......。この直面している課題に真正面から真っすぐに、誠実に取り組む仕事をする知事が大事だ」と増田候補への支援を訴えました。
また、この後、北区にある介護施設を共に視察しました。
帰還後の生活再建支援が急務――。7月23、24日、東京電力福島第1原発事故で、避難指示が解除された福島県南相馬市に行き、同市の状況・課題等を調査しました。この視察には、今回の参院選で初当選した三浦のぶひろさん(三浦さんは福島県出身)、伊藤達也県議、志賀稔宗南相馬市議、高橋利宗相馬市議らが同行しました。
23日は南相馬市小高区の川房地区や災害公営住宅、道の駅などに行き、帰還した住民の方々と懇談しました。川房地区の佐藤定男・行政区長らからは「道路や農地、森林の除染を急ぎ、農地を有効に利用できるようにして欲しい」。また、災害公営住宅では「避難解除はされたものの、高齢者が生活する上で必要なインフラ(スーパー、病院、バスなど)が不十分。早く若い人が帰って来て、子どもを育てられる環境をつくって欲しい」との訴えがありました。加えて、引っ越し費用の問題、高速道路の無料化延長などの要望もあり、多くの課題があることを実感しました。
また、ロボットやドローンの先端技術を持つ菊池製作所を訪問。菊池功社長から、歩行型支援ロボットスーツや、装着型筋力補助器具、最新型ドローンの説明を受けました。さらに、今月12日に本格運用を始めた「県南相馬原子力災害センター」も視察し、実際に原子力災害が発生した場合の応急対策についての最新システムの説明を受けました。
24日には、福島県庁で内堀雅雄県知事と会談。インバウンドなど福島の観光振興、常磐道の4車線化、JR只見線の復旧などについて意見交換をしました。
雨模様の21日、東京都知事選、増田ひろや候補とともに、足立区の綾瀬、北千住などで街頭演説を行いました。自民党・公明党の都議・区議が参加しました。また「子育て」が大きな課題となっていますが、「保育所」を視察しました。
東京の抱えている課題は「子育て」「介護・医療」「若者・女性の雇用環境」「首都直下地震への備え」「遅れがちな東京オリンピック・パラリンピックの推進」など、まさに待ったなし。パフォーマンスや派手さではなく、「実務能力」「行政能力」と、今度こそ「安定感」「真面目な姿勢」が大事です。
増田さんは「つくばエクスプレス(TX)」を茨城県庁の鉄道交通課長として4年半、その道筋をつけたことや、「子育て」「防災・減災」などの実績と政策を訴えました。私は増田さんの「実務能力」「行政能力」を紹介し、「確かな力」への支援を訴えました。
「保育所」の視察には、高木美智代衆院議員も加わり、更なる具体的支援策を詰めました。