いよいよ参院選――。20日、兵庫県神戸市で開かれた兵庫県本部の時局講演会に、伊藤たかえ女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)と共に出席し、22日から突入する参院選の大勝利へ絶大な支援を訴えました。
伊藤さんは、弁護士として18年間培ってきた経験がある法律のスペシャリスト。中小企業が抱える問題や働く人の悩み、そしてなによりも女性の視点で、子育てや若者の雇用、医療・介護の問題などで悩んでいる人のために働いてきた人です。
この日、伊藤さんは阪神淡路大震災の経験から兵庫を安全安心の街にしていくことを表明。女性の視点を政治に活かし「今度は法律を使う側から作る側で、弱い立場の人のために働きたい」「悩んでいる人に寄り添って力になる政治を目指します」と決意を述べました。
私は、有効求人倍率が24年ぶりの高水準となり、株価も上昇し、安定した自公連立政権によって経済再生、デフレ脱却が着実に成果が上がっていることを紹介。「中小企業、家計に景気回復を届け、子育てや医療・介護など社会保障の充実を託せる政治を選ぶというのが今回の参院選の意義。公明党の出番だ」と絶大な支援を訴えました。
参院選公示まであとわずか。17日、大激戦の埼玉に行き、西田まこと参院幹事長(参院選予定候補=埼玉選挙区)と共に、勝利への絶大な支援を訴えました。これには政治評論家の森田実氏も駆けつけ、「参院選の天王山・埼玉選挙区」「平和と人道の政治を貫くのが公明党」と力強く挨拶、西田まこと予定候補への期待を述べました。
西田さんは「結果を出す政治家」です。公明党の参院幹事長として昨年の「平和安全法制」も「軽減税率」も、党を代表して自公協議の要として活躍、結果を出してきました。また党随一の経済通。それもマクロ経済だけでなく、とくに中小企業の現場を歩きに歩いてきた人で、数々の議員立法を実現してきました。また、中国語が堪能で、中国の習近平主席との会談をはじめ、外交についても常に黙々と働いてきた「(すべてにわたっての)360度の行動力」の人です。
西田さんは、この日も下請け企業の取引条件改善策を進めていることを報告、「中小企業が収益を上げ、賃上げをすることが重要」「景気回復をさらに推進し、地方に、中小企業に、家計に届ける」と訴えました。
私は西田さんと共に、公明党の防災・減災ニューディール政策をこの4年、進めてきたこと。それを埼玉において圏央道などの道路整備、大宮・武蔵野台地の防災拠点化、観光やスポーツ立県などの構想として推進してきたことなど紹介、「政治は結果」「政治家は常に全力」であることを訴えました。
いよいよ7月10日の参院選まで一か月を切りました。12日、大激戦の愛知県に行き、里見りゅうじ党労働局次長(参院選予定候補=愛知選挙区)とともに、名古屋市で街頭演説や里見りゅうじ後援会大会に出席しました。
今回、公明党は愛知では9年ぶりとなる選挙区での挑戦。新人の里見りゅうじさんは、厚生労働省に24年半勤務。「働く人を支援する」との原点の誓を忘れず、労働者の環境改善に全力で取り組んできた志の人です。国会担当も担っていたため、国会議員のなかで里見ファンも多いうえ、私の地元・北区ではPTA会長もやるなど庶民派、行動派です。少子高齢社会のなか、社会保障、子育て、医療・介護、雇用などが重要となっている日本。即戦力です。「ひとりのために、愛知から日本の未来をつくる」と力強く決意を述べました。
私は、「優秀で打つ手も早く、さらに"足で稼げる男"が里見りゅうじさん」「デフレを打ち破って安全・安心で勢いのある日本を築いていくのが公明党」「政治は結果。庶民に寄り添い、結果を出すのが公明党だ」と訴えました。
大激戦の神奈川選挙区へ――8日、相模原市内で行われたシンポジウムに、三浦のぶひろ公明党青年局次長(参院選予定候補=神奈川選挙区)と共に出席、絶大な支援を訴えました。
相模原市は、圏央道がつながり、リニア新幹線の駅ができる予定となっており、ロボット産業特区でもあり、水資源も豊富。地盤も硬く、首都直下地震ともなれば、防災拠点としても重要で、近年、大きく発展、注目されている市です。
金属工学の博士でもある三浦のぶひろさんは、「科学技術の力を前進させて地域経済を活性化させていく」と決意を表明。私は「日本の底力は現場の力。科学的頭脳をもち、現場のものづくり、職人さんの気持ちがわかる三浦さん。日本の未来を拓く人だ」と訴えました。
今年4月に若手の建設職人育成の訓練校が開設――6月7日、群馬県沼田市にある「職人育成塾 利根沼田テクノアカデミー」を視察し、講演を行いました。これは全国で初めての民間運営による短期育成型技能訓練校で、若手職人育成のために、私が国土交通大臣時代に予算化して推進したものです。この日は群馬県建設業協会の青柳剛会長など多数の方々、横山公一沼田市長、外山京太郎川場村長、千明金造片品村長、また地域の方々が集う大変盛り上がった会合となりました。
入校者は全員が宿舎に入り、3か月間のカリキュラムのなかで、現場でのマナー、ハサミやビス打ちなど、建設現場で行う基本的な作業や、足場の上を歩く訓練などを学びます。その後、本訓練として、屋根・外壁などの施工を実践的に学び、現場での即戦力化をめざします。4月からの1期生には、インドネシアやベトナムの若者も加わっており、真剣な姿は感動的でした。視察のなかで、訓練生が点呼、ハサミ訓練、ビス打ち、歩行、屋根伏せ訓練などをするのを見ました。
私は講演で、建設業をはじめ、日本の産業・モノづくりの現場で、若者の人手不足と高齢化が深刻になっている。建設業は災害があった時、真っ先に現場に駆け付けてくれる"町のお医者さん"の役割を担っており、建設業こそが日本の安全のためのインフラである。そのなかで、全国で初めて、「利根沼田テクノアカデミー」が発足したことは画期的であり、この流れが全国に広がって、人材不足・育成や地域の雇用に貢献していくことが期待されることを指摘。そのために、これまで言われてきた3Kから、新しい3K(給料がいい、休暇がある、希望がある)にしていかなくてはならない。大切なのは、若い人が技術を身につけて、建設業界に入って良かった、と思えるようにしていくことだと訴えました。そして、4月開校以来、頑張っている訓練生の皆さんに、「誇りを持って技術を磨いて頑張っていただきたい」と激励をしました。
視察・講演に先立ち、群馬県建設業協会と懇談を行い、建設業界の実情、女性の視点に立った職場環境づくりに努力していること、などについて伺いました。また、群馬県庁で大沢群馬県知事とも懇談をしました。