21日、愛知県みよし市と名古屋市で行われた公明党の集会に出席し、講演をしました。これには参院選愛知選挙区予定候補の里見りゅうじさんが参加し、決意を述べました。
みよし市での集会では、開会前に太田稔彦・豊田市長、小野田賢治・みよし市長と懇談。両市はトヨタ自動車の工場が多く、ものづくり都市ではありますが、今、集団就職の世代が高齢化となってきており、0才から14歳までの人口も減っているために、雇用や福祉、子育て支援が重要であるとの現状を伺いました。また2月13日に開通した新東名自動車道の浜松いなさジャンクションから豊田東ジャンクション間が開通したことから、渋滞が解消し、物流の効率化が図られたとの喜びの声を聞きました。
集会で私は、経済の活性化、ものづくりが大切であるとともに「庶民の気持ちがわかる」「悩んでいる人の気持ちが分かる」庶民の党・太陽の党として公明党の役割は極めて重要と指摘。政権の"アクセル役""ブレーキ役"として頑張ると述べました。
20日は北区少年少女柔道大会やフットサルの大会、北区陸上競技協会60周年記念式典など、多くの地元行事に出席しました。桜が咲き始め、いよいよ春の到来。スポーツなど春の行事も活発化します。
東日本大震災の発生から5年となる11日、都内で天皇・皇后両陛下のご臨席のもと「東日本大震災五周年追悼式」が行われ、出席しました。地震発生時刻の14時46分、出席者全員が黙とうをささげました。
首相の式辞に続き、天皇陛下がお言葉を述べられました。また、遺族代表の3名からも挨拶があり、その後、献花を行いました。
私が国土交通大臣を務めた安倍内閣の3年、まさに「東北の復興の加速」は最優先の課題。私が重視したのは「復興の実感」――。確かに復興が進んでいるということを被災地・住民に「実感」してもらえる具体的施策の実行です。
大震災直後の2011年3月26日、相馬市、南相馬市に直行したのをはじめ、「気仙沼のカツオ水揚げ」「石巻港に短期滞在用の大型客船導入」、国交大臣となっての「復興加速化会議の開催」「緑の防潮堤に植樹」「三陸鉄道の全線再開」「常磐道の全線開通」「災害公営住宅の入居」「東電・福島第一原発の現状調査」、そして昨日の「常磐線の2019年度全通の決定」など、一生懸命走ってきました。
これまで5年間の「集中復興期間」が終了し、この4月から「復興・創生期間(32年度まで)」が始まります。基本方針もつくられ、「総仕上げ」に向けてステージが始まります。大事なスタートが今です。
被災者の方々に、一日も早く復興を実感していただけるよう、これからも現場の声を聞き、各市町村ときめ細かく連携し、さらなる復興の加速化を図っていきます。
3月1日、2016年度予算案が衆院を通過し、年度内成立が確実になりました。一般会計総額96.7兆円、自公政権の掲げる「一億総活躍社会」や「地方創生」、「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」の実現に重点的に予算を配分しています。
社会保障費は過去最大の31.9兆円になっており、これからも上昇していくことになります。また財政健全化計画の範囲内に収めるよう新規国債発行額を前年より2.4兆円減らし、国債依存度を35.6%とリーマン・ショック以前の水準に抑えました。私の担当した公共事業関係費は微増の5.9兆円(国交省・農水省など)、防災・減災・老朽化対策や成長戦略に資するインフラのストック効果のあるものに選択と集中をしています。
世界経済に荒波が立っていることもあり、先般成立した補正予算も合わせて、早期に予算が執行されることが、景気・経済にも重要です。また、軽減税率導入を盛り込んだ税制関連法案も衆院本会議で可決、参院に送付されました。
ついに東京の下町を守る「水害対策の要」の岩淵水門や志茂の河川敷にある緊急用船着場などの耐震化が完了しました。
27日、耐震化が完了したことを受けて北区荒川の河川敷に直行。河川敷や船に乗って岩淵水門等を視察しました。これには今年の参議院東京選挙区の予定候補者・竹谷とし子参議院議員と地元の大島実、青木ひろこ、稲垣浩、近藤みつのり各区議会議員が同行しました。
これまで連続的に行ってきたこれらの耐震化事業は、私が強く推進してきたものです。
第1弾として新志茂橋の耐震化。以前から道幅が狭く大型の緊急車両が通行できず、しかも耐震化していなかった志茂橋。志茂地域の指定避難場所になっている河川敷へ通じる大事な橋です。この耐震化と道幅の拡張が、13年8月に新志茂橋として完成しました。
第2弾は岩淵水門。この水門は明治43年の荒川大洪水を契機として造られました。荒川を岩淵のところで、荒川放水路(現在の荒川)と隅田川(旧荒川)に分ける水門。下流には海抜ゼロメートル地帯が広がっており、隅田川の洪水を防ぐ最重要の水門です。まさに東京の下町を守る「水害対策の要」として仁王立ちしているかのような水門で、この耐震対策が昨年の6月に完了しました。
そして第3弾は今回の志茂の荒川河川敷。この河川敷は、日頃は憩いの水辺空間でもあり、防災拠点ともなっています。ここにある緊急用船着場は、東日本大震災で河川敷のいたるところで液状化が発生。船着場としての機能が失われる恐れがあり、このたび緊急用船着場と河川敷の耐震対策が施されました。
これで岩淵水門周辺の耐震対策が全て完了。さらに緊急用船着場に防災照明が設置され、24時間緊急用船着場が使用できるようになりました。
大変寒い風が吹く中での視察でしたが、まず河川敷で緊急用船着場と防災照明について状況を把握。続いて船に乗り、水上から岩淵水門、足立区新田のスーパー堤防を視察しました。
これで荒川・隅田川の水害対策が大きく前進しましたが、さらに災害に強い安心・安全の街づくりに力を入れます。