10日、水耕栽培を営んでいる足立区舎人の農園を視察しました。ここでは家庭の食卓や学校給食に提供する小松菜、イタリアンレタス、サラダ菜など多くの野菜を栽培しています。
足立区では都市農家や調理業と連携をとり新鮮な野菜を使用し、天然のだしもいちから調理して、「おいしい給食」に力を入れています。給食を通して生産者への感謝、自然の恵み、調理をつくる人への感謝の気持ちなどを育む食育にも繋がっています。全国から視察に来るほどの給食となっており、食べ残しもなくなり、"食品ロス"対策意識が地域にも高まっています。
都市農業はきわめて重要。私も力を入れており、この通常国会でも法改正ができるところまできました。市街地や周辺地域に住んでいる方々に地元産の新鮮で安全な農産物を提供すること、都市部にある貴重な緑地空間を利用した地域住民に安らぎのある場所を提供すること、災害を起こさない防災空間として利用することなど多くの役割りを担っています。これからも持続可能な都市農業の実現に向けて取り組んでいきます。
東日本大震災から6年目の3.11を迎えます。復興に更に力を注いでいきます。
8日朝、自民党本部で行われた国土強靭化推進本部の会合で講演を行いました。ここでは、「国土強靭化とインフラのストック効果について」と題し、「防災・減災・メンテナンスの重要性」「トランプの1兆ドル構想と荒廃するアメリカ」「公共事業の歴史的変遷」「GPS、ドローン、ロボット、準天頂衛星の未来」「国土のグランドデザイン2050」「コンパクト+ネットワークと対流促進型国土の形成」「インフラのストック効果」「建設産業の担い手の育成・確保」などについて講演。災害列島日本のなかで安全・安心・勢いのある国づくりへの挑戦を語りました。
また、公明党は7日、東日本大震災の被災地に対する義援金300万円(第10次)を、日本赤十字社に寄託しました。これまで党の義援金口座には、4万8000件を超える真心からの支援が寄せられ、今回の10次で合計9億1900万円に上りました。大変貴い真心です。 党として、復興加速に総力を挙げ、「風化と風評被害」という二つの風と闘い、被災地に寄り添い続けてまいります。
春らしい暖かさとなった4日。地域では、党青年委員会の「東京ボイス・アクション」が行われました。東京・北区の十条駅と赤羽駅周辺で実施された政策アンケートに、私も地元の大松あきら都議(都議選予定候補=北区)や区議らと参加しました。
一方、北区立赤羽会館では、公明党北総支部女性部による「災害に備えて命をつなぐお片付け&備蓄」と題した女性の視点を生かした防災対策のセミナーが行われました。若いお母さん方がたくさん参加されており、防災対策の大切さについて意見交換ができました。
また、北区の滝野川第6小学校と紅葉小学校が統合するにあたり、先週と今週で両校の閉校式が行われ、私も参加。多くの方々と懇談しました。
ついに圏央道が成田まで直結――。26日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茨城県の境古河IC-つくば中央IC間が開通。湘南海岸から成田空港まで、都心を経由せずに直結しました。湘南・藤沢・相模原・八王子・桶川・北本(上尾)・つくば・成田が結ばれ、首都圏から放射状に延びる東名、中央、関越、東北、常磐、東関東の6道路が接続しました。
利便性、交通渋滞の緩和、観光振興(成田空港から日光、那須、富岡製糸場、川越などの観光地へのアクセス向上)、さらに私が推進してきたインフラのストック効果が格段に前進します。すでに沿線には約1600件の大型物流施設等も進出し、生産性が向上しています。
また外国人観光客等にもわかりやすいように、国交省は全国の高速道路に割り振った路線番号を初めて表示(圏央道はC4、東北道はE4,東名はE1など)、高速道路のナンバリング標識が設置されました。
インフラのストック効果はめざましく、希望をもたらすと思います。