「日中韓観光交流の新時代へ」――。4月12日、日中韓3か国の観光大臣会合を東京で開催しました。実に4年ぶりのことであり、深い具体的な議論が交わされ、意義ある会合となりました。
中国からは李金早(リ・キンソウ)国家旅游局長、韓国からは金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官に出席をいただきました。また、3か国の地方政府(自治体)代表や旅行関係者多数も参加しました。
昨年、世界各国から日本を訪れた外国人は過去最高の1341万人。この2年間で500万人の増加となりました。中国からの訪日旅行者は241万人、韓国からは276万人、両国からは500万人を超え、日中韓3か国の相互交流は2047万人にのぼります。
会合ではさらなる拡大をめざし、「三か国間の人的交流の拡大(2020年までに3000万人)」「欧米など三か国以外からの旅行者の増加(ビジット・イースト・アジア・キャンペーンの共同実施)」「観光交流の質の向上(生活習慣などの違いに起因するトラブルや旅行者の安全の確保)」などを議論。共同声明をとりまとめ、発表しました。
会合前日の11日夜には、日中、日韓のバイ会談を行いました。
桜開花で春本番――。3月29日、前日からの春らしい陽気で桜の花も一気に見ごろになりました。
この日、私の地元である北区王子に首都高速道路の王子南出入口が新しく開通し、式典に出席しました。3月は全国各地で道路や鉄道の開通が相次いでいます。
この王子南出入口の完成で、既にある王子北出入口とあわせて中央環状線の全方向への出入りが可能となりました。3月7日に全線開通した中央環状線を通って、新宿や羽田空港、東名・中央自動車道へのアクセスがさらに向上。首都高がスムーズに利用できるようになり、大きな前進です。
「これで地域が本当に便利になる」――。多くの地元の方や小学生も参加して、テープカット、くす玉開き、通り初めと、長く待ち望んだ開通を祝う行事が続きました。
地域の利便性がさらに高まるよう、これからも取り組んでいきます。
終了後直ちに千葉県松戸市に向かい、街頭演説を行いました。