こんにちは、太田あきひろです。
1月4日、5日、東日本大震災の被災地に入り、復興に向けた現地の要望を受けました。4日は福島県相馬市の災害公営住宅(被災地で最も早く完成)と港湾の整備状況を視察。5日は、ガレキ処理などで悩んできた石巻市で市街地の復旧・復興の状況と要望を亀山紘市長から受け、南三陸町の鉄骨がむき出したままの防災対策庁舎で佐藤仁町長から「津波警報を早く正確に」との要望を受けた後に町づくりを視察。さらにJR気仙沼線の線路跡地を走行するBRT(バス)の運行の現場視察。またカツオの水揚げや地盤の嵩上げに私自身動いてきた気仙沼漁港では、菅原茂市長や佐藤亮介組合長から現状の説明と要望を受けました。その間、村井嘉浩宮城県知事と懇談、意見交換を行いました。
「復興元年は昨年。今年は復興実感の年に」「各市町村にはそれぞれ異なった課題がある。街づくりであったり、災害公営住宅であったり、地盤の嵩上げであったり、職人がいなくて入札不調になったり、鉄道やBRTの交通であったり。それぞれのネックを打ち破ってほしい」ーー。このことを痛感し、復興を持続的かつ積極的に行うことを表明しました。
現場を推進する国交大臣としての責任は重く、しっかり頑張ります。
新しい年を迎えました。
日本再建をかけた重要な年です。皆様の真心を全身で受け止め、全力で走り抜く決意です。地域のためにも働きます。本年一年、何卒よろしくお願いいたします。
何よりも景気・経済の再建――。国力といっても、社会保障といっても、まず景気・経済の再建が大事です。円高・デフレを脱却し、細ってきている企業の基礎体力を回復させ、中小企業が元気になる施策を総動員させます。
防災・減災ニューディール。「脆弱国土を誰が守るか」――私はその責を担うため、東日本大震災の復興に力を注ぐとともに、大地震や災害への備えを図ります。本格的な「防災・減災元年」です。
外交の再建、社会保障の再建(持続性の確保)、危機管理体制の再建・確立など、全方位的に結束して頑張ります。
本年が皆様にとって良き一年でありますよう心よりお祈りいたします。
しっかり頑張ります。
26日に発足した自民、公明両党連立による第2次安倍内閣で国土交通大臣を拝命しました。
安倍内閣での重要課題は、景気・経済を再生すること、被災地の復興を加速すること、防災・減災をはじめとする危機管理を構築することです。実現に向けて現場でしっかり仕事をするのが、私の役割だと決意しています。
何よりも景気・経済に力を入れるとともに、国土交通行政を預かる身として、防災・減災ニューディール政策を推進する先頭に立ちたいと思います。
さらに、震災から二度目の冬を迎える中、被災地で本当に悩んでいる方々が復興の加速を実感できるように全力で取り組んでいきます。
一昨日は、中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故で地元・山梨県から、迂回路になっている国道の渋滞が頻発していることに対する交通分散対策の要望を受け、中日本高速道路に対策検討を指示し、中央道・富士吉田線が1月1日から無料となりました。これで交通が分散化し、渋滞が少しでも緩和する手助けになると思います。
大変お世話になりました地域の皆様、そして全国の皆様のご期待に応えられるように、しっかり仕事をして頑張ってまいります。
昨日2日に発生した中央自動車道の笹子トンネル崩落事故は、深刻かつ重大です。犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表すると共に、取り残された方々の一刻も早い救助を心からお祈り申し上げます。
原因は調査中のようですが、ともあれ、巨大地震の危険性と、構造物の経年劣化が指摘される今、総合的な防災・減災対策は急務です。
全国知事会が2日に発表した、9党の衆院選マニフェストに対する評価でも、私どもの防災・減災対策や地域経済対策などは、高く評価されました。
日本再建のために、何を、どうするのか。私は今、3つの観点からお訴えさせていただいています。
第1は、【太田は中小企業の味方 だから 景気回復が最優先!】という点です。
「強い経済」は、社会保障など、国のすべてを支える土台です。特に、「経済の現場」を支える中小企業が元気になる経済政策が求められます。
そのために、一つは、防災・減災対策に集中投資を図り、100万人の雇用を生み出します。
もう一つは、「女性」「不安定雇用の若者」「60代以上」──この三者に、雇用の場を生み出すことです。
第2は、【太田は耐震工学のエキスパート だから 地震対策の即戦力!】という点です。
私は、京都大学・同大学院で、耐震工学を研究しました。そのスキルを生かし、ライフワークとしてきた学校の耐震化も、建物それ自体の耐震化は、10年前の44.1%から84.8%にまで倍増しました。
次は、体育館の天井ボードや照明器具などの耐震化を、100%、実現してまいりたい。
さらに、河川流域を守る水門の耐震化や、河川敷の液状化対策も、進めねばなりません。
政治の役割は、備えること。「想定外」などという言い訳は、許されません。
第3は、【太田は現場第一 だから 北・足立の暮らしを向上!】という点です。
史上最多38個のメダル獲得に大きく貢献した北区・西が丘のナショナルトレーニングセンターは、私が、その早期開設を推進してきたものです。
長年にわたる地域の願いであった、日暮里・舎人ライナーの早期開業も実現。竹ノ塚駅周辺の高架化も、時の国交大臣に何度も迫り、地元の皆さまと共に推進してきました。
運営主体の解散によって存続が危ぶまれた東京北社会保険病院も、存続を実現できました。
「政治は結果」──これが私の信念です。「結果」以外のもので国民の歓心を"買う"のは、政治家ではありません。それは「政治屋」です。
その場しのぎのパフォーマンス、いわば瞬間芸のような一瞬の風頼みという、「点の政治」に躍起なのは「政治屋」。
何があろうともブレず、志をもって実行し続け、お約束したことは、必ず実現するという、「線の政治」に邁進するのが「政治家」。
私は、政治への信頼を取り戻していただくことが、日本再建への基盤──そのためには「政治家への信頼」こそ根本だと信じ、どこまでも誠実に、走り抜いてまいります。
公職選挙法の規定により、公示日以降はホームページやブログの更新、メールマガジンの発行等ができません。ご理解とご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。