20120412環境省.JPGのサムネイル画像東日本大震災の復旧・復興――そのなかで「がれき処理」と「除染」は最重要課題。遅れに遅れていることは明らか。しかも実際に現状がどうなっているか、どう対策が行われているかが、伝わってきません。そこで11日、環境省に南川事務次官をはじめ担当の責任者を訪ね、現状を聞くとともに、被災地現場からの切実な声を紹介。強力な推進を訴えました。

2246万トンに上る震災がれきは、仮置き場への搬入されたのが約75%、最終処分されたのは181万トンでわずか8.1%。私は「今後2年間で、全てのがれきを最終処分するという目標を掲げているが、このままでは困難だ。なんとしても達成しないと復興への道が開けない」「東北被災地沿岸の37市町村で態様は異なる。自己処理ができるという市もあれば、広域で助けてほしいと悲鳴をあげている自治体もある。政府として広域処理がなぜ必要かを、もっと実態に即して説明することが大切だ」「放射能についても受け入れ側自治体に対し、政府として責任をもった説明と理解を求めることが不足している。政府の甘さと説明不足がある限り、不安を払拭できない」などと指摘。

福島県の除染についても、「高圧洗浄や表土の削り取りが行われたとしても、まき散らしたり、盛土しているだけでは除染にならないとの不安が多い。その行き着く先の除染や洗浄した水自体を処理することが大切だ」と技術開発も含めた積極的除染を求めました。これに対し、環境省からは、実情の説明とともに、更に推進することの決意が述べられました。

現場の悲鳴を真正面から聞いて、真剣に取り組む姿勢が政府民主党には欠如しています。政治は結果、まずやるべきことがある――私はしっかり動く決意です。


こんにちは、太田あきひろです。

青空が広がり、暖かな日となった4月1日(日)、地域では多彩な行事が行われました。
前日の土曜日が風と雨の大変な日だっただけに、「今日は本当にいい天気で・・・」「桜はまだだけど、来週も再来週も楽しめそう・・・」――そんな気分晴ればれという感じが、多くの人の表情に現れていました。

20120402-2.JPG桜はまだ開花したばかりという感じでしたが、桜まつり、ウォーキング、ソフトボールなどのスポーツ大会と盛況。多くの方々と懇談しました。

いよいよ春本番です。頑張ります。

20120402-1.JPGのサムネイル画像


太田あきひろです。
長い冷たい冬が終わり、春本番となります。

今、街を歩き、企業とも懇談して、必ず問題として出るのは「ガソリンの高騰」「電気料金の値上げ(東電)」――です。「円高・デフレ」「電力不足」「政治の混乱」がこれまでの悲鳴の3点でしたが、今、急速に「ガソリンの高騰」「電気料金の値上げ」が加わっています。

介護施設を訪れると、「介護報酬が4月から事実上、引き下げられる。それに電気料金が上がる。送迎があるので油の高騰も痛い。弱小の施設は、深刻で、閉鎖も考えざるを得ないところも出るぐらい厳しい」と悲鳴をあげています。鍍金や鋳物業界、クリーニング業界......。不安と悲鳴です。

ガソリン・油――。「景気の下落要因になる」「中小企業の目配りを」「業種ごとの詳細な緊急調査と対応を」「東日本大震災の被災地の生活弱者や漁業や建設業への支援を」――26日、私が資源エネルギー庁長官に強く要請したことです。

2007年、福田政権の時も異常な原油高騰がありました。私も随分現場を回り、「福祉灯油」や漁業の燃油の特別支援、中小企業への支援を行ないました。今の民主党政権は、何もやらない。動きすらない。緊急対策の集中討議も見えない。討議といえば"消費税上げ"のガタガタ論議。"民の憂い"に対する急所がはずれています。

電気料金の値上げ――。大口の企業といってもかなり関係しています。民主党政権は困っている中小企業にも、ましてや介護施設などに心は及んでいない。一昨日、関東地方知事会が東電と交渉。企業向け電気料金引き上げの中止を求める要望書を、首相、経産相、東電に提出しました。出席した知事に直接聞くと、「具体的に一寸聞くとシドロ、モドロ」「あきれたが、4月1日までにあと3日しかない」と怒りと焦りを語っていました。3カ月後には一般家庭の10%値上げがスケジュールに入っています。現場は本当に不安のなかにあります。

政府は何をしているか、分からない。東電に対して公的資金を入れるというのに、直面している問題に取り組んでいるような姿勢もない。中小企業には、丁寧に具体的に説明をしないといけない――これまでの経験からとくにそう思います。現場の悩み、不安を放置する"鈍感政治"を変えないと、政治は国民から見放されます。


20120319ちびっこフェスタ.JPG太田あきひろです。

春は名のみの風の寒さや......。

そんな17日、18日の土日。
地元では「ちびっこフェスタ」「ジュニア空手道選手権大会」「エキエコ祭り」などが行われました。

"環境"に、そして青少年をバックアップしようと地域の方々が努力されていることに感謝です。

若い人の気合の入った元気な声にはうれしくなります。


太田あきひろです。

東日本大震災から1年――。あらためて、犠牲になられた方々に、深い哀悼の誠を捧げるとともに、現在も大変な困難の中で暮らしておられる被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

私は10日、11日と、福島県郡山市、仙台市、石巻市を訪れ、佐藤雄平福島県知事、亀山紘石巻市長をはじめとする多くの方々と会い、この一年の苦闘、現在直面している主要課題について状況を聞きました。

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また、郡山の除染現場、石巻のがれきが山積みされた現場、「がんばろう!石巻」の看板前での懇談などを行いました。会う人は、ほとんどの方が1年前のことを思い出して声を詰まらせ、涙する――そうした姿にふれ、復興への決意を更に固めました。

頑張ります。

2020312郡山仙台石巻.JPGのサムネイル画像

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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