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23日、全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連)の川鍋一朗会長、神谷俊広理事長と懇談。新型コロナウィルス感染症の影響による営業収入の状況や、現在の課題などについて報告を受けました。全タク連の調査では、全国の営業収入は、昨年の同月と比較し、3月、4月、5月はそれぞれ67.3%、37.9%、37.2%まで減少し、厳しい状況が続いています。「持続化給付金と雇用調整助成金は大変に助かりました。二次補正予算で決まった長期にわたる劣後ローン等の資金繰り対策は、大きな支援になります」などの話がありました。

また、こうした厳しい状況のなか、これまで「人」以外の輸送サービスを禁じられていたタクシー事業者に対して、特例的に「モノ」の輸送なども認められるようになり、現在は料理の宅配など、店舗から自宅への宅配サービスにもタクシーが活用されるようになりました。

このほか、タクシーの感染防止や事業継続に対して、今回から地方創生臨時交付金を地域のニーズに応じて柔軟に活用できることになります。地域交通を担うタクシーを守るために、さらに頑張ります。


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23日、公明党の文化芸術振興会議(顧問=太田昭宏衆院議員、議長=浮島智子衆院議員)が行われ参加しました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、現在、多くの文化芸術公演が中止、延期に追い込まれ、芸術家や関係者は収入を得る手だてを失った状態が続いています。文化芸術振興会議は連日にわたって文化芸術関係者と意見交換を行ってきました。今回、第二次補正予算の支援策を文化芸術関係者へ説明しました。また、さまざまな現場からの要望を受けました。

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第二次補正予算では、文化芸術活動の支援策に約560億円が計上されました。公明党の主張で、①持続化給付金の柔軟な適用で文化芸術関係者も対象に②フリーランスの芸術家や技術スタッフらの活動費として1人最大20万円まで支援③新たな公演・制作の企画などを行う小規模団体を対象に最大150万円まで支援④中・大規模団体を対象に、収束後を見据えた動画配信の活動などに150~2500万円程度を支援⑤中止されたイベントのチケット代を払い戻ししない場合、購入額を寄付とみなして寄付金控除を受けられる制度を新設――など、たくさんの支援策が結実しました。これまでの文化芸術支援は団体が対象でしたが、今回は念願だった個人も対象になりました。

苦境に直面している大切な文化芸術をしっかりと支えていきます。


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いよいよ出水期――。コロナ禍では、分散型避難が大切です。19日、政府が避難施設の1つと指定した北区西ヶ原の財務省研修合同庁舎を視察しました。これには、岡本三成衆院議員、竹谷としこ参院議員、長橋けいいち(豊島)、大松あきら(北)、うすい浩一(足立)、中山信行(足立)、上野和彦(江戸川)の各都議会議員らが参加しました。

コロナ禍での避難は「三密を避ける」ということが大切。分散型避難として、従来の体育館等への避難のほか、「在宅避難(動かない避難)」「施設やホテルへの避難」「青空避難(熊本地震で行ったテント避難や車中避難)」「縁故避難」の組み合わせが重要です。政府はこのほど、全国で929か所の国の施設を避難所に指定。東京では86か所です。今後、避難所となる場所を国・都・市町村とが連携して確保することが不可欠です。

この視察で、貴重な避難所となることを確認するとともに、避難所として活用していく上での課題や状況の報告を受けました。分散型避難をさらに進めていきます。

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17日、150日の第201回通常国会が閉会しました。新型コロナウィルス感染症対策に全力をあげた国会であり、予算も法案も数々成立しました。

予算については、2019年度補正予算、2020年度本予算、第1次補正予算、第2次補正予算と4つの予算を成立させることができました。これは阪神・淡路大震災のあった平成7年第132回国会以来、25年振りに4つの予算成立をみたものです。

2020年度本予算は一般会計総額102兆6580億円。第1次補正予算は、国の歳出25.6兆円、事業総額117兆円。第2次補正予算は、国の歳出31.9兆円、事業規模117兆円。全方位にわたりますが、「企業・事業主への支援」「家計支援」「医療・介護支援」等を中心としており、長期的な資金繰り対策なども入れています。これから現場での執行スピードが重要です。コロナ対策は収束に向けて絶対に手を緩めることなく、全力で戦うことが大切。さらに力を入れて頑張ります。

昼に行われた党の両院の議員総会で、今国会の成果と今後のコロナウィルス対応をスピーディーに対応していくことを確認しあいました。


持続給付金の申請サポート会場が各市区町村で設置されています。オンラインの申請のために当初から「パソコンに不慣れで、申請ができない」等の声を受け、公明党として、一日も早く申請できるように、全国にサポート会場を設置するように要望をしてきました。

私の地元では、豊島区で5月28日、北区で5月29日、板橋区で5月31日に設置されました。そして、足立区でも6月20日に設置される運びとなりました。全国各地でも5月12日から順次、申請サポート会場が設置されており、申請する事業者の大きな力となっています。

この持続化給付金は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けた事業者を支援するため、収入が半減した中堅・中小企業に最大200万円、個人事業主に最大100万円を支援するもの。経済産業省によると、6月11日の時点で約149万件に支給済み。全体の申請件数は199万件を超え、給付率は75%となっています。また同給付金は、20年度第2次補正予算で、創業直後の事業者や、収入を雑所得や給与所得として申告してきたフリーランスも対象に加えました。

とにかくスピードが大事。さらなる支援に全力をあげます。

全国のサポート会場は、下記のホームページで確認できます。
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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