味の素ナショナルトレーニングセンターの拡充進む――。19日、北区西が丘にあるナショナルトレセンの拡充状況や強化練習を視察しました。これには福田富昭・前センター長(日本レスリング協会会長)らナショナルトレセン関係者、橘せいごう、けいの信一両都議、北区の青木、近藤、小田切の各区議、板橋の小林区議、豊島区の根岸区議が参加。福田氏やコーチなどから「より選手が使いやすいように改善を」「世界と戦うにはさらなる拡充を」などの要望を受けました。
私は、2001年完成の国立スポーツ科学センター、2007年のナショナルトレーニングセンターの建設を推進してきましたが、現在、拡充棟(第二トレセン)の工事が本格的に始まりました。パラリンピック選手にも使えるバリアフリー等の施設を備え、2019年5月完成をめざしています。2020年東京五輪めざし、きわめて重要な施設。これからも何度も訪れ、要望を受け、改善に努力していきます。
保育ママの課題解決へ――。14日、東京都板橋区の家庭福祉員(保育ママ)の現場を訪れ、現状と課題について視察しました。これには高木美智代厚生労働副大臣(=衆議院議員)、なんば英一、かいべとも子、成島ゆかり各板橋区議会議員、厚生労働省や板橋区の担当者らが参加しました。
保育ママは少人数の保育を実施。子育て支援、待機児童解消に大事な役割りを果たしています。しかし、 自園調理や書類の作成が大変などさまざまな課題があります。
この日、板橋区東新町の保育ママ施設を訪問。ひとりで3人のお子さんを受け入れていますが、自園調理を保育が始まる前の朝早くに行い、8時30分から保育を開始。緊張の連続や書類の作成など、大きな負担があることの実情を聞き、負担軽減の要請を受けました。
保育ママはきめ細かく子どもたちに対応しており、大事な役割りを果たしています。私はこれまで、保育ママの支援に力を入れてきましたが、現状を踏まえて、早期の課題解決に向け力を入れていきます。
7日、海上保安庁の海上保安政策過程で学んだ、東アジア諸国の1期修了生と2期学生の表敬を受けました。これはアジア諸国の海洋の安全確保に向けた各国の連携、認識共有を図るため、私が国交大臣時代に新設した教育課程。海上保安政策に関する世 界初の修士レベルの教育を行うためにスタートしたものです。これには、日本を含む、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどから訓練生が参加しています。
私は、各国のメンバーがこの日、集ったことをうれしく思い歓迎。緊迫の度を増しているアジア諸国の海洋、台風などの自然災害、また貴重な海洋資源の確保など、多くの点で、各国が危機感を分かち合い、お互いが連携することが重要であること。また、修了生がそれぞれ学んだことを教訓にして、各国のリーダーになって、安全保障に貢献することを期待している、とあいさつをしました。1年の充実した教育課程を誇りに思うとともに、「日本の食事は?」と聞くと「おいしい」「ラーメン、スシも大好き」と笑顔が返ってきました。いい表敬でした。