「高速・中央自動車道上り線の調布付近は、朝夕いつも渋滞していて困っている。何とかしてほしい」ーー。こうした要望を受け、現在工事中の調布地区渋滞対策の現場を12日(土)、高木陽介衆院議員、竹谷とし子参院議員、都議会議員と共に視察をしました。
中央自動車道(上り車線)調布インターチェンジ(IC)~三鷹バスストップ(BS)間は慢性的に渋滞となっており、平成26年には全国で朝の渋滞ワースト1位となった区間。同区間は1日に約9万台の交通量があり、調布ICからの合流や、上り勾配があって、朝夕の慢性的な渋滞が発生しています。東京・三多摩地域の公明党都議会議員を通じての要望、さらには国会で高木陽介衆院議員から直接質問を受け、私が急ぎ手を打つと決断したものです。
このたびNEXCO中日本において、11月2日から道路幅を広げることなく、車線幅や路肩幅を狭めて付加車線を設置する対策工事を行っています。
この付加車線が設置されたことにより、この区間の渋滞緩和が見込まれ、定時性・安全性の向上が図られます。今月中には完成させ、いい正月が迎えられます。
13日(日)は、地域で盛大にもちつき大会が行われ、私も10か所以上回り、また、踊りの会の忘年会、社会福祉法人の大感謝祭、戸田市で国政報告会に参加しました。
5日、長野県の上田市、青木村に行き、青木村村民大会での講演や視察、地元のかかえる諸問題について要請を受けました。
青木村では、「道の駅あおき」を視察。この日も大変な賑わいで、村の一大拠点となっていました。この4月全国1050の道の駅の中で、「重点道の駅(35カ所)」に選定されており、更に拡大したいとの要望を受けました。
続いて 上田市、青木村から松本市、安曇野を結ぶ青木峠を視察。明治23年にできた青木峠トンネルは、昔から難所として知られ、現地に行ってみると大型車が通れず、トンネルの壁には沢山のぶつかった傷の跡があるほどでした。これが真っ直ぐの大きなトンネルとしてつながれば、長野県の東信と中信が大きく結ばれ人流、物流の拡大が実現できます。
その後、村始まって以来という村民の一割近くの350人以上の人々が集った「国道143号青木峠新トンネル建設促進村民大会」に出席し、防災・減災・老朽化対策、「命の道」の大切さ、必要性について講演しました。東信と中信を結ぶこの道に、ストック効果があるという話をしました。
上田市は東信の大拠点。観光・介護・建設・菅平などの有力者の方々から様々な要請を受け懇談いたしました。
12月2日、第4回目となる党観光立国推進本部を開きました。
現在、外国人観光客が急増し、今年は約1950万人を超える見込みです。観光庁は国交省の所管。一昨年、念願であった外国人観光客1000万人を突破し、昨年は1341万人。今年はさらに急増し、2020年に2000万人との政府目標も、事実上達成という勢いとなっています。
観光は成長・発展のエンジンになる――。私は11月4日に公明党に観光立国推進本部を立ち上げ、顧問に就任。2回、3回は今、話題となっている「民泊」について行政、企業、団体等と意見交換をし、「消防などの安全面」「衛生面」「近隣住民」などの角度から協議、将来の日本を見すえての対応に乗り出しました。
12月2日は日本政府観光局(JNTO)、日本商工会議所から現状の外国人観光客への訪日プロモーション活動や3000万人・インバウンド新時代への対応、広域観光周遊ルートや東北への観光客誘致の取り組み、観光関連産業に関わる中小企業との連携・支援活動、国内観光の促進などの意見交換を行い、ただちに観光庁にさまざま提案をしました。
観光は今後、日本を、そして地域を成長・発展させる一大産業であり、しっかり推進していきます。
11月28、29日の土日――。多くの地域行事に出席しましたが、足立区立興本扇学園10周年記念式典(小中一貫校となって10年)、少年野球の東京北シニア杯小学6年歓送野球大会、東十条リトルキッズ・フェスティバルなど、少年・少女のキラキラ輝く行事に参加しました。
小中学校の周年行事もこのところ多く、「北区立豊川小学校140周年記念式典(明治8年創立)」「八幡小学校創立60周年記念式典」「王子桜中学校創立10周年記念祝賀会」「鹿浜第一小学校50周年祝賀会」「舎人第一小学校30周年記念式典」などにも駆けつけました。
記念誌が必ず作られますが、私がいつも楽しみにしているのは、生徒1人1人が「将来の夢」「20年後の自分」などを語るコーナー。「大リーグの野球選手になりたい」「サッカーの日本代表になる」「ケーキ屋さんになりたい」「花屋さんになる」「看護師さんになる」「世界を飛び回るビジネスマンになる」、なかには「普通の大人になる」「子供2人ぐらい持って幸せに暮らしたい」など......。時代がストレートに映し出されています。
11月23、24日、宮城県南三陸町、気仙沼市の復興の取り組み等を視察しました。
4地区の内3地区が甚大な被害を受けた南三陸町。案内をしてくれたのは町でつくっている「語り部」の人。震災当時の生々しい状況を聞き各所の視察を行いました。「語り部」は観光協会と地元ホテルが協力し、お年寄りから高校生まで「語り部」として活躍しています。道路等の基幹インフラは整備されており、街づくりの土地の嵩上げ、高台移転のヤマ場という状況です。
高台を造る盛り土や防潮堤の設置工事が各所で行われている気仙沼市では、気仙沼漁業共同組合の代表と懇談。多くのカジキやサケが水揚げされている魚市場を早朝に視察しました。震災前の活況を取り戻していますが、人手不足が深刻です。また、菅原茂気仙沼市長と懇談し、さまざま要請を受けた後、気仙沼海岸の防潮堤の設置工事現場やBRT等の視察を行いました。
更なる復興ために頑張ります。